サクランボの木

私たちが長野に引越してきた記念にと、お義父さんが植えてくれたサクランボの木。苗木を植えて6年になる。せっかく大きくなった木も年々少しずつ傾いてきて、ついに今年雪の重みも加わって倒れてしまいました。

木が倒れた元の原因はネズミに根っこを食べられてしまったから。畑にはネズミの巣の穴が沢山あって、毎年被害に悩まされている。根っこ(若い木は特に)や表皮が食べられて、木が弱ったり枯れて駄目になってしまうことが多々あるのです。

早速木を起こそうとしたけど、これがなかなか大掛りで大変な作業(^^;まずは根がちゃんと動いて、もとの所に収まるように木の横に穴を掘った。そして幹にロープを縛ってショベルカーで引っ張ります。根っこを切らないようにそ〜っとね。木の位置が決まったら土をかけて、たっぷり水を含ませてあげましょ。最後に3本の支柱を立て、倒れないように固定したらこれでもう一安心。なんだか木も喜んでるみたい(^^)

経験豊富なお義父さんに教えてもらいながら、旦那さんと息子はやっとの思いで木を起こすことが出来ました。あっ、ちなみに私は観察&撮影係担当でした...。これも大事なお仕事の一つ。力仕事は男性チームにお任せしてます(^^;

サクランボの木は弱っていたけど枝の先をみると、今年も蕾が膨らんでいる。昨年同様実がなるのは無理かもしれないけど、花が沢山咲いてくれると嬉しいな。サクランボの花は白くて桜に似ている綺麗な花です。